米大不作! 米大不作! お米が育たない
 
冷夏の影響・・・「こんなに遅れるとは」

「7月からの低温と、5月〜9月までの日照不足
(平年の50%以下)によって、
生育の遅れや籾数の減少など、悪い条件が重なり、
精神的に苦労が多かった」
と語るJAつくば市谷田部の木村センター長。

農家一軒一軒廻る 木村 センター長

2003.08.29撮影

9月10日に部会役員会を開催し、9月4回の50tを納入することを決めた。
しかし、平年は9月初めに収穫できるが、
生育が約2週間位遅れていた中で、
9月4回に50tもの出荷ができるのか・・・非常に厳しい状況にあった。
上記の写真は、8月29日で一番早く生育した圃場だが、
この広さで約1tの収穫。同じ広さの田んぼが後、49圃場必要になるのだ。
他の圃場はまだ、ここまで成長している圃場はなく、
とにかく間に合うか不安の中、9月11日より、刈取りを始めることにした。
JA担当者の熱心さが実を結ぶ

全農パールライス担当者が、
収穫と出荷が間に合うか心配で、産地に出向き、
稲刈り状況を見て廻った。
JA谷田部職員の新関さんは、昼夜を問わず、
生産者との連絡を行って、パルシステムの
組合員さんとの信頼関係を裏切らないようにと呼びかけをした。
16日から毎日お米の品質検査をして頑張り、
19日まで50tを納入することを可能にした。
JA谷田部担当者の熱意が生産者に伝わった。


組合員と生産者との稲刈り交流会のようす
毎年100人〜200人の稲刈り、田植え交流が行われている。

大型コンバインによる収穫。
収量は落ちたが品質はいい!

 

感想・・・
天候の影響で、約20%収穫量が減ってしまったが、
品質は良く、95%が1等米であった。
当地域は、イモチ病
※1などの病害虫の発生が無かったことも、幸いだった。
是非、今年の新米をお試しください。

用語説明
※1イモチ病・・・冷害や長雨などの異常気象年に平均気温が20〜25度を好み、
             雨や霧などの水滴などで伝染する。