第3回 田んぼの生きもの調査
庄内環境創造型農業推進会議 2005年7月5日・12日 速報版VOL15JA庄内たがわ、庄内協同ファーム、みずほ有機米の3つの農業団体や市民組織が協力して活動する「庄内環境創造型農業推進会議」。庄内平野に環境と調和した農業を広める活動を続けています。一般的には水を抜く冬にも田んぼに水を入れる「ふゆみず田んぼ」の技術をとりいれて、土を豊かにするイトミミズや害虫を食べるカエルなど稲作に役立つ生きものを増やし、その効果を「田んぼの生きもの調査」で確かめています。
<写真右:土の中の生き物を調べる子どもたち>
◆「環境創造型農業」
この地域で第3回目を迎えた今回の調査。生産者のほか、東北公益大学や山形大学の学生さん、庄内農業高校の生徒さんや東栄小学校の児童のみなさん、生協ユーアイコープのみなさんが加わり、両調査日ともに、40名以上が参加しました。
2カ所の「ふゆみず田んぼ」で土のなかの生きものと、カエルを比較調査。その結果、生きものの数が全体としてピークになる6月の調査の際よりは少なくなっていたものの、土を豊かにするイトミミズ、害虫を食べてくれるカエルなど、多数が見つかりました。
庄内協同ファームの志藤正一さんの田んぼは、「ふゆみず田んぼ」を始めて以来、シジミやタニシ類が増え、水底にびっしり敷き詰めたようにまでなりました。また、水面は浮き草でじゅうたんを敷いたかのように真っ青に。志藤さんは「浮き草は空気中の窒素分を取り込んで、稲の肥料に代えてくれる、天然の肥料工場です」と生きものの力が稲作に役立つ様子を教えてくださいました。
調査の指導を担当した、NPO法人メダカのがっこうの林鷹央(たかお)さんは、「今回の調査では、ヤゴやタイコウチといった大型の水棲昆虫は見つかりませんでしたが、今後が楽しみ」と話しています。東北の米どころとして名高い庄内平野に、環境と調和した米作りの夢が広がっています。
<写真上:田んぼの中を歩く子どもたち。「田んぼのなか、うまく歩けるかな?」>
―発行:田んぼの生きもの調査プロジェクト―
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この地域で第3回目を迎えた今回の調査。生産者のほか、東北公益大学や山形大学の学生さん、庄内農業高校の生徒さんや東栄小学校の児童のみなさん、生協ユーアイコープのみなさんが加わり、両調査日ともに、40名以上が参加しました。