2005年4月27日〜29日
庄内環境創造形農業推進会議
第1回 田んぼの生き物調査 速報版 VOL4
環境と調和した農業を庄内平野全体に進めたい―JA庄内たがわ、庄内協同ファーム、みずほ有機米の3つの農業団体と大学、高校や市民組織で構成する「庄内環境創造型農業推進会議(庄内ふゆみずたんぼ)」は、団体間の枠を超えて協力。今年度から、通常は水を抜く冬場にも水を張る農法「冬期湛水栽培」で、土を豊かにするなど、稲作に役立つ生きものを増やす活動を始めました。
▲参加者に解説する庄内総合市庁農業技術普及課の安藤正さん大学、高校、行政とタイアップ。「市民調査」として。
「庄内環境創造型農業推進会議」では、2005年4月27日〜29日にかけて、冬期湛水栽培4年目の田んぼをはじめ、5カ所の水田で泥を集め、土を豊かにする働きがあるイトミミズやユスリカの調査を行いました。調査には庄内農業高校の生徒さんをはじめ、大学生、行政担当者と、農業団体以外からも多数が参加。総勢70名による市民調査となりました。調査の指導を担当した庄内農業改良普及センターの安藤正さんは、「自然や田んぼについて学んでもらいながら、ギブ・アンド・テイクの関係で、市民が調査に参加してくれたら」と話しています。
▲調査の様子庄内環境創造型農業推進会議では、今年度4回ほどの調査を計画。毎回、地域市民と協力しながら、より環境と密接した農業のありかたを研究していきます。
調査の結果、冬期湛水栽培を長年行うと、イトミミズがより多く見つかることがわかり、イトミミズの活動で作られ、雑草の発芽をおさえるやわらかな表層の土「トロトロ層」もより厚くできていることも観察されました。
冬期湛水1年目落水中
冬期湛水
1年目
落水冬期湛水1年目 冬期湛水1年目 冬期湛水4年目 土のなかの生きもの調査 イトミミズ 200,000 1,350,000 1,150,000 4,850,000 7,000,000 (10aあたり匹) ユスリカ(幼生) 0 0 350,000 800,000 3,350,000 天気 曇り 曇り 晴れ 曇り 曇り 気温(℃) 18 18 24 18 17 水温(℃) - - 28 - 12.4 生息環境調査 水深(cm) - - 5 - 6 pH - - 6.5 - 6.1 EC(mS) - - 0.073 - 0.066 DO - - 9.3 - - ORP(mV) - - -110 - -101 調査日時:2005年4月26日AM8:30〜10:30、27日AM12:00〜PM1:30、29日(データは検証前の仮データ)
発行:田んぼの生き物調査プロジェクト
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