窒素削減の実験
硝酸態窒素とは?
ほうれん草、チンゲン菜などの葉物には
硝酸態窒素という物質が含まれ、健康に
悪いのではないかという指摘がされてい
ます。肥料の過多が原因ともいわれてい
ますが、はっきりした原因、影響は分か
っていません。
 
これが実験圃場です。
茨城産直センターでは、ジーピーエスや
首都圏コープと協力して、いち早く、こ
の問題に取り組んでいます。ここは、ほ
うれん草の実験栽培に取り組む、坂入さ
んの畑です。
 
圃場の様子
実験圃場では、10アールの広さに、肥
料や作付け時期を変えたほうれん草を植
え、ほうれん草に含まれる硝酸態窒素の
量などを調査します。肥料の量は、通
常、半分、無肥料、種蒔き時期は12月、
1月、2月と3期に分け、品種も西洋種
と日本種、全部で18種類のデータを取
得する予定です。
 
ほうれん草の比較
同じ時期に植えたほうれん草でも、やは
り肥料の量によって生育が違ってきてい
るようです。
 
測定器具
これが、作物に含まれる硝酸態窒素の量
を測定するための器具です。科学の実験
室のようですが、茨城産直センターの事
務所です。
 
データを取得中
実際のデータは、このようにほうれん草
の液を絞って検査します。収穫後の時間
経過、茎の部分と葉の部分で硝酸態窒素
の量が違うなど、まだ分からないことが
多いようです。
 
安全を守り続けるために
「ジーピーエスの主導で、関東近郊の青
果産地が協力して、窒素削減のための実
験が開始されます。茨城産直センターで
は、ほうれん草を担当していますが、そ
れぞれの産地の実験結果を共有化して、
これまで通り、みなさんに安心して食べ
ていただける青果を作り続けたい」坂入
さんは、意欲に燃えています。