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"土の中"だからこその、
難しさ。
地中深く1mほどにまで生長するごぼうは、土の影響を受けやすい野菜。一般的に土壌くん蒸剤なしには栽培が困難とされています(※)。その理由は、土に「ネコブセンチュウ」などの微生物がいるから。ごぼうにとっては天敵で、生長が30p程度で止まってしまう、こぶのようなものができ極端に太くなる、などといった被害を及ぼし、出荷できなくなります。「このネコブセンチュウだけはやっかいで、くん蒸剤がないと駆除できないんだ」と語るのは、産地のひとつ、和郷園(千葉県)の木内克則さん。
※パルシステムの「近郊産地部会」で定めた『エコ・ごぼう』の農薬使用回数は原則3回まで。やむを得ず土壌くん蒸剤は使用しますが、回数は千葉県の慣行栽培(秋冬作)の3分の1以下です。
規格外を集めて商品化。
丹精込めて育てても、「太すぎる」などの規格外のごぼうはどう
してもできてしまうもの。とくにごぼうなどの根菜類はそれが顕著です。「地面の下だから、外からは判断できないでしょう? 収穫時期が近づくと、いくつか試し掘りをして育ち具合を見極め、"よし、収穫だ"となったら畑の端から一斉に引き抜いていく。あらかじめ選んだものだけを収穫するっていうのができないんだ」(木内さん)。
規格外とはいえ、味に変わりはありません。パルシステムと関東の近郊産地の生産者は、これらのごぼうを集めて『笹がきごぼう(バラ凍結)』として商品化。大切に育てた産直野菜を、おいしく食べきる取り組みにも積極的です。
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