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とれたて産地通信
大紀コープファーム(和歌山県) 掲載:2008年7月1回
生産者イメージ
高幣久雄さん(63歳)プロフィール
市場で仕事をしていた父親の後を継ぎ農業の世界へ。現在は事務所で生産者たちとその畑の管理を行う。生産者顔負けの深い知識と明るい性格で、みんなから頼られる存在。

「もうすぐ収穫!」毎朝、畑を回るとワクワクするよ。

15人の生産者と畑をつなぐのも仕事。
事務局で、主に栽培や肥料の管理をするのが私の仕事。収穫が近づくと、担当する15人の生産者の畑を、毎朝順番に見回ってるよ。「おっ、あと2〜3日で収穫!」ってワクワクするね。肥料の量や栽培の方法は、生産者によって若干変わってくるもの。畑の状態を熟知するために、みんなとはよく話をするようにしてる。それぞれの畑の様子を報告したり、いわば生産者をつないでいるようなものだな。

収穫した玉ねぎは、今まで小屋づりで保管するのが基本だった。でも去年からは収穫後すぐに冷蔵庫に入れることにしたんだ。暑い日が続くと、うまく保管するのが難しくて。生産者たちが大事に育てた玉ねぎを、今度は自分が出荷まできちんと面倒みないとね。去年の冬は暖かいうえに雨が多くて、玉ねぎのサイズがかつてないほどに大きかった。なかにはラグビーボール大なんてものも! 玉ねぎ作りに35年ほど関わってきたけど、あんな玉ねぎは見たことがないよ。

肥料の配合も毎年変えるんだよ。
玉ねぎの苗は、地面にビニールをかぶせ、そこに穴をあけて植えていくんだ。こうすると雑草が生えてきにくいという利点がある反面、ビニールをかぶせてしまうから、土への肥料の追加ができない。だから生育の早い段階で肥料が切れてしまわないよう、持ちのいい肥料を使ったり、配合にも気をつかうんだよ。どの種類をどの程度配合するか。肥料の業者、ベテラン生産者と毎年いっしょに相談して決めていくんだけど、そのとき間違った判断をしてしまったら、担当している畑の玉ねぎすべてをダメにしてしまう。なかなか責任が重いよ。

 

理想の形って難しいもの

エコ・玉ねぎ
暖かかったり雨が多いと、玉ねぎはどんどん大きくなっちゃう。それに、土中の栄養に片寄りがあると、形がレモンのように…。理想の形の玉ねぎを作るのは、けっこう難しいよ。

 


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