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とれたて産地通信
水俣・不知火ネットワーク(熊本県) 掲載:2008年4月3回
生産者イメージ
佐藤英樹さん(53歳)プロフィール
19歳から30年以上、甘夏、不知火(デコポン)、ネーブルなどの柑橘栽培に携わっています。奥さんのスエミさんといっしょに、130アールの果樹園を切り盛り。

出荷するときは、娘を嫁に出すような気分になるよ(笑)。

農薬は使わず、おいしい甘夏を育てたいんだ。
10年ほど前に結成した「水俣・不知火ネットワーク」では、うちを含めて、12世帯のみかん農家が活動しているんだ。うちの果樹園は、130アールくらいの広さかな。妻のスエミといっしょに、不知火(デコポン)とか、ネーブルとかね、30年以上も作り続けているんだよ。基本的に農薬は使わないで、有機質肥料を使って土作りをしているんだ。魚粉や骨粉、油かすを仕入れて、肥料にするんだよ。苦労はいろいろあるけど、病害虫がつかないように、それから、よく日が当たるように、伸び過ぎた枝や枯れ枝を切る「剪定(せんてい)」は、骨の折れる作業でね。それでも病害虫がついたら、あとは手で駆除しなきゃならない。九州は、強風が吹くから、防風林を整備するのも大切な仕事なんだ。

人間も甘夏も同じ。
外見じゃなくて中身で勝負! だね。

今年収穫した甘夏は、去年の雨不足で玉が少し小ぶりだけど、味はさわやかで、とてもおいしくできたよ。うちのみかんは、外見じゃなくて、中身で勝負! 安全でおいしいみかんを、組合員に届けるのが目標だからね。人間も外見じゃないけど、みかんも同じだよ。

大事に育てたから、出荷するときは、娘を嫁に出す気分だね(笑)。「どうかおいしく食べてください」って、願いを込めて、送り出してるよ。パルシステムの交流会で、うちのを食べた人から、「水俣の甘夏、おいしいですね!」って言われるのは、すごくうれしいねぇ。

 

わが家のおすすめエコ・甘夏

甘夏のピューレ
紅茶に入れたり、ヨーグルトやアイスクリームにかけるとおいしい、甘夏のピューレは、うちの奥さんがよく作るんだ。皮をむいて、一つひとつ房から取り出した甘夏に、三温糖を適宜加えて、つぶしながら煮詰めればできあがり。

 


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