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とれたて産地通信
栃木元気会(栃木県) 掲載:2008年3月3回
生産者イメージ
隅内 章吾さん(56歳)プロフィール
父が亡くなったのをきっかけに、家業のにら栽培を手伝うように。経営していた保険代理店は息子に任せ、現在はにら栽培に全力投球。母、妻、息子2人の5人家族。

安心、安全は当たり前。おいしく作らなくては、意味がありませんよ。

「おいしい品種」を求めて、
いまでも研究中。

市場に出回っているにらは、農家にとって「作りやすい」ものが主流になっているんだ。味がどうとかより、たくさん収穫できる品種がね。

でも、ものを作るときは、自分で「ここがいいところだ」とアピールできるものでないとね。昔は、「安心、安全」をモットーにしていたけれど、いまはもう当たり前だね。やっぱり、「おいしい!」ものを作らないとと思うんだ。

4年前、にら農家何軒かに声をかけて、新しい品種をいろいろ試してみたんだ。一般には、何品種も作っているところは少ないようだけど、うちでは今まで14品種を試してみたよ。毎年のように新しいものができるから、今でも1年に1〜2品種、新しい品種を導入しているんだ。うちから届くものは、みんなおいしいよ。

にらは、本当は夏の野菜なんだけど、現在はハウス栽培が9割くらいじゃないかな。夏は、旬ではあるんだけれど、温度が高いと早く伸びすぎて、味がのらないんだ。冬から、まだ温度の低い今ごろは、育つのに時間がかかるけれど、肉厚だし甘みもあって、おすすめの時期だね。

にらは「脇役」?
「主役」になれるのになぁ。

料理で「にら」を使うとすると、レバニラやニラ玉が多いのかな。どうしてもメインにならなくて、何かの引き立て役に使われてる。でも、味付けしてしまうと、にらのよさがわからないよねぇ。味付けをあまりしないで、ただゆでただけのおひたしなんかにして食べてみてほしいなぁ。私なんかは、ほうれん草よりおいしいんじゃないかと思ってるんだ。とくにこの時期、糖度がのっていて、本当においしいよ。ただし、にらでおひたしを作ろうと思うと、2束くらい必要になっちゃうけどね(笑)。一度でいいから、だまされたと思ってやってみてほしいよ。

 

だまされたと思って、やってみて!にら

にらのおひたし
妻の由美さんの手による、隅内さんおすすめ料理。
ゆでて、かつお節をかけて、ちょっとしょうゆをかけるだけ。

 


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