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| 掲載:2008年3月2回 |
代々続く農園を、20歳のときに継いだ文憲さん。就農して30年。奥さんと、跡継ぎの息子さんといっしょに、ポンカンや甘夏など、柑橘類を栽培しています。
甘夏は、雨で減酸されるんだ。つまり、雨が極端に少ないような年は、甘夏の実が酸っぱい。舌を刺すようなキツい酸が残ってしまうことがあるんだ。今年のは、甘さと酸味のバランスがほどよい、さわやかな味だよ。 30年やっても飽きない。 甘夏はブツブツがあって、ツルンとしたきれいな皮ではないけれど、味はいいんだ。しっかりとした、丈夫な房の中に、みずみずしい果肉があってさ。俺が気に入っている食べ方は、甘夏の砂糖漬け。皮をむいた甘夏をタッパーに入れて、砂糖かはちみつをかけて、冷蔵庫で冷やして食う。さっぱりしていて、うまいよ。
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