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とれたて産地通信
大紀コープファーム(和歌山県) 掲載:2008年2月2回
生産者イメージ
楠部明子さん(56歳)プロフィール
約120本ほどのはっさくの木は、父親から受け継いだもの。結婚してからは、夫が手伝ってくれることに。別の仕事を持つ夫に代わり、平日ははっさく畑を守っている。

雨不足で心配したけど太陽をたっぷり浴びておいしく育ちましたよ。

この夏は水やりに四苦八苦。
昨年の夏は、とくに雨が少なかったね〜。日照りが続いちゃって。水をためたタンクをトラックの荷台に載せて畑まで運んでは、ホースをのばして水やりの連続。「お願いだから早く降って!」って思いましたよ。でもね、雨が少ないっていうのも悪いことばかりじゃないの。病気はつきにくいし、お日さまの光をいっぱい浴びたはっさくは、とてもおいしく育ちましたよ。

はっさくは今からが食べごろ。実はパリパリとはりがあってジューシーだし、さっぱりした甘みの中に、ほんのり苦味があるでしょう?はっさくのおいしいところは、そこだと思うの。

夫は平日に別の仕事を持っているため、2人での作業は土日になります。「摘果の量が少ないんじゃないか」とかよくけんかもしますが、はっさく作りに関しては私が先輩。夫は基本的に私を信頼してくれています。

黒点がはっさくの大敵!
一番大変なのは夏場の草刈り。5〜8月まで、ひっきりなしに生えてくる草と奮闘するの。7kgほどの草刈り機を、首から下げて作業します。だけど夏場の草は勢いがあるから、刈ったそばからもう生えてきちゃうのよ。でも除草剤には頼りたくないから、やるしかないわね!

はっさくは追熟が必要な果物。まだ酸味が強いうちに収穫してじっくり寝かせますが、この管理方法が難しいんです。保管する前にある程度水分を飛ばさないと、しっかり甘みがのってこない。でも飛ばしすぎると今度はパサパサになってしまうでしょ。もうひとつ気を使うのが黒点。見かけは多少見劣りしますが、味はまったくかわりません。この時季、はっさくのさっぱりとした味と食感を楽しんでください。

 

はしごの上で収穫作業。 はっさく

収穫ははしごの上で。バケツがいっぱいになったら、トラックへ運びます。

 


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