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とれたて産地通信
ジョイファーム小田原(神奈川県) 掲載:2008年1月1回
生産者イメージ
江川到さん(49歳)プロフィール
キウイのほか温州みかんや玉ねぎを育てる。ジョイファームの中の、8人ほどの支部をまとめるリーダー。趣味は仲間と楽しむソフトボール。

キウイって収穫後もしっかり面倒みることでおいしくなるんだよ。

キウイの「体温」を上げると
甘みがぐっと出てくるよ。

産直を始めたのは俺の代から。小さい頃から農家の親父の手伝いをしてきたけど、農薬で親父の手がかぶれるのを目の当たりにしてきた。だから自然と、関心が有機栽培に向いていったね。ヘアリーベッチっていう植物を知ってるかな。うちでは除草剤をまく代わりに、この種をまいているんだ。牧草の一種で地面を覆いつくすように生えるから、雑草がはびこるのをおさえるのにぴったり。それに枯れた後はちゃんと肥料になってくれるよ。

キウイは枝についている間は熟さない果物。だからもぎ取った後の追熟は不可欠だね。まだかためのうちに収穫して、いったん冷蔵庫に保存。その後、温室のような追熟庫に入れて甘く熟すのを待つんだよ。追熟庫の室温は、季節によって微調整してる。キウイの「体温」が20℃を超えると、キウイが呼吸を始めて甘さが増してくるんだ。温度管理や出荷のタイミングは、説明するのはなかなか難しいな。ずっとやってきたことだから、もう感覚として身に付いちゃってるんだよね。

『マイキッチン』を読んでるよ。
4年ほど前パルシステムに加入して、「マイキッチン」を購読してる。さすがにキウイは注文しない(笑)。たまに誌面に出るようになったから、今まで接点のなかった近所の方からも声をかけられたりするんだ。ちょっと照れるね。

生産者たちは本当にまじめに作ってるよ。だから自信をもって言えるんだよね、おいしいから食べてって。俺にも「あの人が作るキウイには負けたくない」っていう、ひそかなライバルがいる。今の目標は、大粒のキウイをたくさん実らせること。粒の大きさをそろえるのってなかなか大変なんだよ。果物で大きいと大味になってしまう気もするけど、キウイは大粒でも甘みたっぷり。ぜひみんなにも食べてほしいなあ。

 

これが“追熟庫”。エコ・国産キウイフルーツ

テントのような中にキウイを入れたコンテナを積み上げ、密閉して温度を保つんだ。冬場はだいたい4〜5日。1つの追熟庫で約2200袋を出荷できる。
 


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