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とれたて産地通信
エコーたまつくり(茨城県) 掲載:2007年12月3回
生産者イメージ
堀田 実さん(59歳)プロフィール
母、妻、娘、息子の5人暮らし。父から引き継いだ農業は実さんで2代目。夫婦で畑仕事に勤しんでいる。さつまいもの収量が一番多いが、そのほかに人参、トマト、ねぎなども栽培。

手間を惜しまず、土作りをしっかりして育てたさつまいもだよ。

手のかかる堆肥作りをやめ、
化学肥料にハマった過去。

亡くなった親父がこの地で農業を始め、私も17歳くらいから手伝い始めたんです。親父は自分で手をかけて堆肥を作り、土作りも丹念にやっていた。でもね、ちょうど私がこの仕事を引き継いだころ、化学肥料のいいのが出始めてねぇ。試しに使ってみたら、立派な野菜がどっさり収穫できたんだ。「こりゃ、いいや」と、堆肥を作るのをやめて、化学肥料にすっかり頼っちゃってね。なにしろ堆肥を作るのって、すごく手間がかかるんだよ。きのこの菌床に牛糞やおがくず、とうもろこしの芯などを混ぜて、再発酵させるんだけど、自分で材料を集めて作って、それが堆肥として使えるまでに時間もかかる。おがくずなんか使うと、発酵するのに3〜5年かかってしまうからね。

土に力がなくなり、不作に。
ところが、10年くらい経ったころから、収量がドンと落ちてね。「やっぱり手をかけてやらなきゃダメだ」と、もう一度土作りからやり直したんだ。化学肥料は使わず有機100%の肥料に変えて、堆肥も自分で作るようにして。ただ、さつまいもの場合あまり栄養たっぷりの土にすると、茎や葉ばかりが大きくなって、肝心のいもに栄養がゆかず、甘みがのらないんだ。かといって、やせた土でもおいしくは育たない。このあたりがむずかしいところなんだよね。

今年は、梅雨の時期も雨が少なかったから、出来は上々。雨が多いと、水っぽいというか、甘みが薄くなるんだ。甘みののった今年のさつまいも、ぜひたくさん食べて欲しいね。

 

生産者おすすめの食べ方さつまいも

ホクホク焼きいも
煮ても焼いてもうまいけど、やっぱりシンプルに焼いて、さつまいもそのものの甘みを味わってほしいね。子どものおやつにおすすめだよ。
 


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