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とれたて産地通信
岩見沢坂野グループ(北海道) 掲載:2007年11月4回
生産者イメージ
坂野俊一さん(46歳)プロフィール
母、妻と、3人の子どもとの6人暮らし。父親の跡を継いで、20歳から農業を開始。札幌黄玉ねぎを育てる生産者グループ「坂野グループ」のリーダーも務める。

肉厚で、やわらかくて、煮込めばトロトロ!北海道自慢の品種だよ。

明治時代から受け継がれた味。
タネから自分で育てているよ。

「札幌黄玉ねぎ」は、北海道自慢の伝統品種。明治ごろにアメリカから入った玉ねぎが元となって、今まで受け継がれてきたと言われているんだ。ここまで長く愛されてきた理由はもちろん、おいしいから。火を通すと甘みが出て、煮込めばトロトロ。最高だよ。

でも、やわらかいぶん、病気になりやすいのが難点。大きさもなかなか揃わないんだ。品種改良されたものよりも、収穫量は5%くらい落ちる。それでも、昔ながらの味を守りたいから、これからも作り続けたいって思っているよ。

近ごろの野菜は、種苗会社が作ったタネを買うのが一般的だけれど、この品種ばかりはタネから農家が育てる。うちは親父の代から「タネ担当」だったから、俺もこのあたりの地域のぶんはほとんどうちで作っているんだ。

「ネギ坊主」って、知っているかな? ネギが育つと、ひゅーっと芽が上に伸びて、まん丸なものができるでしょう。あれがネギの花。この花に授粉してあげると、咲き終わったあと、タネができるんだよ。

冬の北海道は何もできない?
いやいや、これが忙しいんだ。

よく、「北海道は冬に畑仕事ができないから、時間がありますよね」なんて言われるんだけど、玉ねぎ農家はそんなことないんだよ。たしかに畑仕事はできないけれど、9月下旬に収穫が終わると、風通しのよい保管庫のなかで表面の皮を乾かす「風乾(ふうかん)」の作業が待ってる。さらに出荷は1月まで続くから、芽が出ないように温度管理にも気を遣うんだ。前の年のものを出荷し終えたころには、もう次の収穫に向けた作業が始まる。休んでる時間はないねぇ。でも今年の春からうちの息子が本格的に畑仕事を手伝うようになってね。やっぱりうれしいね。

 

火を通すのがおすすめ!北海道の札幌黄玉ねぎ

生スライスでもおいしいけれど、『札幌黄』は火を通したときの味わいが抜群。焼いたり煮たり、調理して楽しんでほしい。北海道のじゃがいもといっしょに、肉じゃがなんて最高だよ!

 


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