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| 掲載:2007年10月3回 |
祖母、妻、息子の4人暮らし。父親から継いだという果樹園は70年以上の歴史を持ち、八木さん自身もみかん作りに携わるようになって35年目を迎える。
エコ栽培では、できる限り農薬に頼らない作り方をしますから、日当たりに気を遣ったり、風通りをよくしたりして病気の発生を防ぐ工夫も必要。夏に向けて雑草がどんどん生える時期なんかは、みかんの木の間を縫うようにして、手で1本1本雑草をむしっているんですよ。除草剤を使えば早いんだけど、やっぱり安全なみかんを食べてほしいから、あとは人間が汗を流すしかないですね。 それに、こうしてみかん園を隅々まで歩くと、木の1本1本をよく見ることになるでしょう?不思議なもので、機械を使っているみかんの木は、どこかとんがった感じになる。でも、人間がちゃんと手をかけて見ているみかんの木は、なんだか「まるい」感じがするんですよ。手をかけた分だけ応えてくれるのは、人間といっしょですね。いや、みかんの方が素直かな?(笑) 疲れを癒すのは妻との旅行。 近所には農家も結構ありますから、仕事仲間やみかん園を継ぐことになった息子と、農作業のあとでお酒を飲むのも楽しみのひとつですね。結局仕事の話になっていたりもするんだけど、それだけみかんのことを考えている仲間が多いっていうのは心強いですよ。
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