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とれたて産地通信
サンファーム(長野県)  掲載:2007年9月4回
生産者イメージ
川口敏男さん(65歳)プロフィール
農業を始めたのが18歳。地元の生産者グループから、仲間と「サンファーム」を立ち上げ今年で16年目。いまも変わらないメンバーと、巨峰やりんごを栽培している。

「おいしい」の声を直に感じられるから、やりがいがあるよ!

農業を、やりがいあるものに しようじゃないか!
親父の跡を継ごうと、18歳で始めた農業。振り返れば、昔は食べる人の顔がまったく見えてなかったなぁ。一生懸命作ってたくさん出荷しても、いまいち手ごたえが感じられなくてね。「これは違うな」って思い始めたのが16年前。ちょっと見た目が悪くたって、とびきりうまい果物を作りたい。だったら、それを誰のもとへ届けているのかもわかってなくちゃ。食べてくれる人のことを思いやるには、市場出荷は広すぎたんだ。それで当時、地元で農業をやってた仲間6人で「一から出直そう」って、「サンファーム」を立ち上げた。

俺たちが目指したのは「やりがいのある農業」。単なる仲良しグループにはしたくなかったね。だから土壌検査なども自主的にやり、定期的に報告会を開き、仲間うちで厳しくチェックし合ってるよ。8月には30代の若者2人が仲間入りしたんだよ。地元で熱心に農業をやってる姿を見て「あいつ、うちに向いてるんじゃないか?」って誘ったんだ。やる気のある若者に、俺たちの思いをしっかり引き継いでいきたいね。

俺たちの巨峰は 味では絶対に負けない。
一粒ひと粒の甘みを増すために、肥料の量には気を使うよ。多すぎると枝ばかりが伸びて、実がなりにくくなっちゃうからね。房の手入れなど、毎日上を向いて作業することが多いけど、俺くらい農業やってると腰の痛みなんて微塵も感じなくなるんだ。マッサージなんて受けないよ、自慢の腰だね。

パルシステムとの産直を始めて、お客さんが見えるようになった。俺たちの自慢の果物を「おいしい」と食べてくれ、その反応が伝わってくる。最高にやりがいを感じる瞬間だね。

 

16年前と変わらない顔ぶれと熱い思い

「サンファーム」設立当時からの俺たちのモットーは、6人6色の農業。信頼している仲間だからこそ、あれこれとしばり合いたくないね。新しく入る2人にものびのびやって欲しいと期待してるんだ。

 



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