gohome 生産者と消費者が出会うコミュニティ パルシステムonlineへ
ファーマーズ*ネット
<<< とれたて産地通信バックナンバー一覧へ

とれたて産地通信
JA鹿児島きもつき(鹿児島県) 掲載:2007年3月2回
生産者イメージ
上大川六男(かみおおかわ・むつお)さん(69歳)プロフィール
高校卒業後、4年間の営林署勤務を経て農業の道へ。スナップえんどうのほかに、じゃがいも、びわなども手がける。「鹿児島は温暖だからなんでも作れます。自然と『よろず屋』になりますね」。現在、JA鹿児島きもつきスナップえんどう部会およびびわ部会の部会長を務める。妻、長男夫婦、孫3人との7人暮らし。

昔やれば、この世にはおらん歳じゃっどん、いまはまだまだ若いような気がするがよ(笑)。


スナップえんどうは、
とってもデリケート。

元々は絹さやを作っていましたが、スナップえんどうが出始めた15年ぐらい前から取り組み始め、徐々に増やしてきました。需要の変化もあり、絹さやからスナップえんどうに移行する人は、私の周囲にも多いですね。

スナップえんどうは、季節のことをよく知っている、とてもデリケートな作物。気温や風、雨に敏感です。湿気を嫌うから畑の水はけをよくするよう気を遣うけど、逆に乾燥しすぎてもダメ。強風に弱いので防風対策も必要ですが、この辺は狭い畑が傾斜地に段々になっているため、防風ネットを張るだけでひと苦労。しかも風通しが悪すぎても病虫害が出るから、畑を毎日見回って風を通してやるんです。
 昨年は、9月の種まきの頃の台風、その後のひどい乾燥もあって発芽が遅れ、少々苦労しました。1〜2月の出荷分からは盛り返し、平年どおりに出荷できそうです。遅れて出てきたきれいな芽を、大事に手入れしていますよ。

夫婦2人、元気に円満に、
これからも作り続けますよ。

スナップえんどうは中の豆が大きめで重みがある分、傷がつきやすい。収穫の際には特に気を遣います。その点も含め、わが子のようにていねいに世話する人ほどおいしい豆を作れるんです。収穫までもそうだし、出荷後はすぐ土作りの準備にとりかかりますしね。

私の住む根占(ねじめ)は温暖で、冬も、霜はまずおりません。こんな土地なので、豆はほとんどが露地栽培。生産者は若くて50歳、上は80歳近い人もいます。私も昔ならこの世にはいない歳ですが、まだまだ若い気がするほど(笑)。作業はたいへんと言えばたいへんですが、仕事があるから元気でいられるという人も多いですよ。

いまは女性も機械を使えるし、夫婦2人で畑をやる家が多いです。うちもそう。明けても暮れても2人で畑を回って、豆の話ばかり。どちらかひとりが病気をしてもたいへんです。これからも元気に、夫婦円満でいないといけませんね。

 
いろいろ入ってるよ! スナップえんどう

サッとゆがいてドレッシングだけでもおいしいし、若い人はバターで炒めて塩・こしょうというのも好きみたいですよ。私は、天ぷらが一番。衣をつけて揚げて、しょうゆをちょっとつけて。中の豆までシャキッとして、これは抜群においしい。毎晩でもいけます。

 
● ● ●
お問い合わせ:gps@pal.or.jp【株式会社ジー・ピー・エス】



(C)株式会社ジー・ピー・エス  2001 all rights reserved