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トマトのために
まずは土から。
産地のひとつ、長野県・佐久ゆうきの会。大塚献三さんは、トマトの有機栽培(※)を実践する生産者のひとりです。「小さいころ、体が丈夫なほうでなかったことが、有機栽培を始めるきっかけになりました」。
トマトの樹が根をおろす土。大塚さんの畑は、広葉樹のチップや落ち葉などからなるたい肥が混ざり、ふかふかとして栄養が満点。「この中には微生物がたくさんいて、活発に動き回ることで、病原菌を抑えているんです」。また、ハウスのところどころにポツポツと草が伸びていることも、土が本来あるべき状態であることを物語っています。
※JAS法に定められた「有機農産物」の基準に沿って栽培された農産物。
できるかぎり
環境を整える。
ハウスには、その内側を一周するように麦わらを敷いています。これは雨が降ったときに、外からの浸水を防ぐため。さらに地ならしの段階から畑に傾斜をつけるなど、水はけをよくする工夫も。必要以上の水や湿気は、樹や根に病気を及ぼす原因にもなります。「病気を防ぐための農薬は使いたくない。まずは病気にならないための環境を整えてやることです」。
樹はぐんぐんと伸び続け、8月に入ると大塚さんの背丈をゆうに越えるほどに。細かな「芽かき」によって、トマトは一つひとつ、太陽を浴びながら赤く色づいていきます。自然の恵みをめいっぱいに受けて育った『コア・フードトマト』。ぜひ味わってみてください!
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