
農薬の使用を最低限まで減らした「安全なりんご作り」にかけてはアップルファームさみずの中でもトップクラスの技術力と目標を持ちながら、いつもニコニコ笑顔の自然体で仕事をされてる丸山さん。その丸山さんから消費者の方へのメッセージです。
「私たちのりんご作りは、慣行栽培に比べて倍以上の労力をかけているんです。例えば、『摘果』。1本になる果実の数を制限することで大きくておいしいりんごを作るのに欠かせない作業ですが、慣行栽培ではこの『摘果』は農薬を使っている場合が多いのです。しかし、私たちは1つ1つ手で摘み取っているんです。
りんごの『摘果』は最も労力のいる作業で、例えば2人で丸1日かけて1本のりんごの木の『摘果』を行うこともあるのです。数百本の木の摘果をするため、こうした作業を5月から収穫間近まで、雨の日も酷暑の日も毎日毎日繰り返すことで、やっとアップルファームさみずの『りんご』として出荷できるのです。
『摘果』も農薬を使えば簡単ですが、安全性を追求すると1つ1つの『手摘み』になるのです。これが私たちの仕事ですからやるのは当たり前のことなのですが、消費者の方にもそうした事実があってできた『りんご』であることは知っていただきたいと思います。

アップルファームさみずの前身組織「新流会」の創設からのメンバーであり、現アップルファームさみずの役員でもある中村さん。現在では希少になった紅玉や欧米で人気のグラニースミスなど珍しい品種のりんごも栽培されています。また、最近ではお取引先の商品カタログに写真が掲載される機会が多く、ますます笑顔が板についてきたようです。
欧米で人気の「グラニースミス」を大規模に栽培されている中村さん。「グラニースミス」の美味しさをもっと多くの方に知っていただきたいと、熱い思いを語っていただきました。
「Granny Smithは『スミスおばあちゃん』という意味で、19世紀のオーストラリアでスミス夫人によって偶然実生から育成されました。その後欧米では、『りんご』と言えば『グラニースミス』というくらい人気の品種となりました。あのビートルズの『アップルレコード』のロゴにもこの『グラニースミス』が使用されていました。
一方、日本では『ふじ』などの品種に比較して知名度はありませんが、最近人気がでてきています。特に『ふじ』などのあまいりんごが多いこの季節に、酸味が利いたグラニースミスを求める方が多くなっています。また、アップルパイやジャムなど料理やお菓子づくりにも人気のようです。」