「2008年度へ向けて、産直をになう若い後継者からのメッセージ」 

 大牧農場  五十川 賢治

 十勝平野は、白銀の世界に包まれています。

 こんな中、大牧農場の工場の中では皆で少〜し顔を黒くしてパルシステムへ送るじゃが芋の選果が行われています。

 今年は私にとって、父の勝美から経営を任される一年目。株式会社イソカワファームがスタートしました。『収量が父のときより減らないように、パルシステムの会員の皆様に質の良い物を届けられるように・・・・・・・』と、播種作業から収穫まで、気の抜けない一年となりました。

 パルシステムの産直事業として取り組み、大牧農場は20年目を迎えます。

 五十川・樫木・村橋の3戸の農家も、私を始め、聖一君、美学君、それぞれ家庭を築き、子供達が育ち、会員の皆様の気持ちに、より一層近ずき、農業技術をより高めようと日々、3人で力を合わせ、がんばって、農作業をしています。
 
勉強会を通して小祝政明先生の指導を仰ぎ、『ドクターソイル』と言う土壌分析器を使い畑の土壌分析をしています。結果、マグネシウムが意外と少ない事に気づき、土壌分析を始めて5年目の今年はさらに、鉄・銅・亜鉛・マンガン・ホウ素等のミネラルを中心にボカシを加えた肥料作りをしました。

 その結果、じゃが芋・大豆・小豆の出来は主根はまっすぐに1本下に伸び、葉は厚みとつやがよくなり、また、帯広畜産大学でじゃが芋・大豆・小豆の栄養分析をしていただいたところ、一般栽培のものと比べ、4%〜20%それぞれのミネラル分が高いとの結果が出ました。

 パルシステムの皆様に収量・品質とも今までにないものをお届けする事が出来ました

 この結果を受けて、3人とも自分達の仕事に自信を持ちました。

農業政策が大きく変わり、農業を取り巻く環境は厳しくなっていますが、大牧農場は、これからも、パルシステム会員の皆様と一緒に、夢と希望をもち、取り組んでいきたいと思っています。