「2006年を振り返って」 ジーピーエス取締役事業本部長 高橋宏通

「パルシステムの組合員さん、生産者のみなさん1年間ありがとうございました 。2007年もよろしくお願い致します。 」

高橋宏通事業本部長

 パルシステムの組合員さん、生産者のみなさん1年間ありがとうございました。
 2006年は「農産物を安定的に供給することは難しい」と改めて実感させられた1年でした。
 前半は日照不足などの影響により、欠品や規格変更が多発し多くの組合員さんにご迷惑をおかけしました。逆に11月以降、温暖な気候により野菜の生育が進み多くの野菜が 生産過剰となり生産者は大変なおもいを致しました。キャベツや白菜が圃場で廃棄されるシーンをテレビで見るたびに、つらく胸が痛むばかりでした。「生産者が 非常な努力をして育てたパルシステムのエコ野菜です。畑で取れたものをひとつ残さず消費者に食べていただきたい!また、消費者が多くの期待をこめて注文いただいたものは全て完全にお届けしたい!」これがジーピーエスの長年の夢であり使命でもあります。この使命を着実に実践するために2007年は新たな改革の年となります。

2006年から産直通信「グリーンプラザ・パル」を増刊し毎月組合員さんに産地の情報をお知らせしています。産地に行くと安全でおいしい農産物をつくるために生産者が大変な努力と工夫をされているこ とが分かります。また情熱と努力、工夫をもって農業に励んでおられます。そんな情報を少しでも組合員の皆様に伝えて行きたいと思います。
 2007年度は産直通信をさらに増刊し内容を充実して行きます。ぜひ、多くの組合員さんや生産者に読んでいただき感想、ご意見なども寄せていただきたいと考えております。
 昨年から食品衛生法の農薬ポジティブリスト制度がスタートしました。全国の生産地で学習会を開催していただき、多くの生産者が参加され、難しい法律の話を熱心に聞いていただき対策をとって もらうことが出来ました。そのおかげで、「パルシステムの産直青果は最も対策が進んでいる」と関係業界から高い評価をいただ いています。生産者の農薬への意識が進み、さらに農薬削減プログラムが前進したことと思います。
 2007年度は、「安全、安心」に加えてパルシステムならではの「おいし い野菜や果樹づくり」を実践する年です。すでに生消協のご協力をいただき「おいしさプロジェクト」がスタートし、土づくりや施肥設計、栽培実験、食味テスト、栄養分析が行われています。あたらしい試みは多大なリスクや苦労が伴うかもしれません。多くの消費者、生産者が手を結び困難を乗り越えゆるぎない産直を作り上げていきましょう!

今回は、全国各地で頑張っていただいている「元気な女性生産者」のかたからメッセージをいただきました。おいしい野菜、果樹、お米は、女性たちの目に見えない普段の努力と手間に支えられていることを実感ください。



ジーピーエス取締役事業本部長 高橋宏通