●供給産地
レタスは炒め物やお味噌汁など何でも楽しめますよね。ベーコンと一緒にチャーハンに入れると、とてもおいしいですよ。 トップリバー・ 島崎さん
レタスの歴史はとても古く、紀元前600年ごろには食用として利用され、古代ギリシャの哲学者アリストテレスも食べていたといわれています。レタスは日本名で「ちしゃ」と呼ばれ、日本へ初めて入ってきたのは10世紀のこと。そのころのレタスは現在食べられているものとは違う種類でした。現在のレタスは明治になってから欧米より渡来しました。
●大きく分けると、茎レタス、立レタス、葉レタス、玉レタスの4種類になります。一般的になじみがあるのは、巻きのしっかりした結球型の玉レタスで、さらにクリスプ型とバター型にわかれます。レタスとして多く出回っているのはクリスプ型のほうで、バター型は結球レタスを結球前に収穫したものをいいます。ぞくにいうサラダ菜のことです。また、葉レタスの一種にはほのかな苦味が特徴のサニーレタスがあります。
レタスにはビタミンA、C、E、鉄分や食物繊維、カルシウムなどが含まれています。ビタミンCには胃の粘膜を強くする働きがあり、ビタミンEには、新陳代謝を活発にして老化を防ぐ効果があります。貧血や冷え症の人にもおすすめです。また、茎から出る白い液体の中にはラクッコピコリンという成分が含まれています。これは、野菜や果物の香りや苦味の成分であるテルペンの一種で、沈静・催眠作用があるため、快眠を促すといわれています。
必ず密封した状態で保存をしましょう。ラップにくるむかポリ袋に入れるなどして、冷蔵庫の野菜室へ。まるごと保存をする際は、芯の部分に小麦粉をまぶすとよいといわれています。新鮮なおいしさを楽しむためにも、2〜3日中には食べるようにしましょう。
サラダなどにして生で食べるときには、一度冷水につけてシャキッとさせ、きちんと水切りをすると、よりおいしく食べられます。また、レタスは包丁で切ると苦味が強くなり、切り口も褐色にかわります。これは、包丁が細胞を押しつぶして切ってしまい、レタスの中の細胞が壊れるためです。包丁で切るのではなく、手でちぎるとよいでしょう。切ったあとに切り口にレモンをかけ、空気に触れないようにすると、変色を防止することができます。