◎大和芋とは? 関西地方でよく出回る山芋の品種で、ゴツゴツとしたこぶしの形をしています。粘り気が強くて、食感も濃厚。すりおろしたり、揚げ物にしたりすると特に美味しく食べられます。もともと奈良に多く見られたことから、関西で大和芋(やまといも)と呼ばれるようになりました。皮の黒い加賀丸いもや丹波やまのいも、白皮の伊勢いもなどがありますが、いずれも中身は白色をしています。土質を選び、乾燥が苦手な品種のため、栽培が難しいとされています。
11月〜翌1月
主成分は炭水化物で、でんぷんやマンナンを多く含んでいます。でんぷん質のものは生食での消化が悪いため、加熱して食べることが多いですが、山芋には炭水化物分解酵素のアミラーゼが多く含まれており、このアミラーゼがでんぷんの消化を助けてくれるので、生で食べることができます。麦ご飯には、不消化物の食物繊維が多いですが、とろろをかけて麦とろにすれば、消化されやすくなります。
新聞紙に包んで、風通しのよい所や冷暗所で保存をします。長期に渡って保存をする時は、少し湿らせたおがくずや土に埋めるようにしましょう。
大和芋は粘りが強いので、すりおろしてとろろにするのがおすすめです。とろろ汁や山かけ、魚のすり身などのつなぎとして混ぜ合わせると、ふんわりとした食感に仕上がりおいしくなります。 目の細かいおろしがねを使うか、すり鉢ですりおろすと、舌ざわりがなめらかで、きめ細かくなります。細胞をよくつぶすことで、消化酵素のアミラーゼの働きも良くなります。