釜揚げうどんの薬味にするのもいいし、定番だけど餃子や春巻きの具には欠かせないよね。根元の茎の部分は、さっと茹でてマヨネーズやドレッシングで食べると、さっぱりとして美味しいよ。 ■栃木元気会・青柳さん
にらは東南アジアが原産で、中国西部や日本の山野に自生する多年草の野菜です。日本での栽培の歴史はとても古く、古事記や日本書記にもにらについての記述があります。万葉集には久々美良(くくみら)という名称で登場しており、この「みら」がなまって、にらとなったという説があります。
●11月〜3月 ●にらといえば通常、葉にらのことを指しますが、色や食べる部分によって葉にら、黄にら、花にらに分けられます。葉にらの中ではグリーンベルトという品種が主流です。黄ニラは、土などで日光が当らないようにして育てた葉にらの軟白種で、繊維が発達しないために柔らかく、匂いはやや少なめです。花にらは、茎が伸びてつぼみがついているのが特徴です。
にらの独特の刺激臭は、ねぎ類に含まれる硫化アリルによるもので、消化酵素の分泌を促す効果があります。またビタミンB1の吸収を高め、肉や野菜の臭みを和らげます。にらには、玉ねぎやにんにくには含まれていないカロチンやビタミンEが豊富です。カロチンとビタミンEは油との相性が非常に良いですので、炒め物に適しています。一束食べれば1日分のベータカロチンが摂れて、スタミナもつきますので、どんどん炒め物に利用しましょう。
風邪気味の時には、にら雑炊を作ってみましょう。ホカホカして暖かいにら雑炊が、体をいたわり、風邪の症状も和らげてくれます。にら雑炊は、古くから下痢の民間療法としても用いられています。また生理不順や更年期障害には、にらをミキサーなどで絞った汁を飲むと効果があるといわれています。