メキシコでは、「ワカモレ」っていう、日本で言うところのディップのような物がアボカド料理の主流になってるんだ。アボカドをスプーンでつぶしてから、玉ねぎのみじん切りやヨーグルト、レモン汁をお好みで混ぜ合わせて、塩こしょうで味を調える。これを食卓にドンと置いておいて、みんなでパンにつけたりして食べるんだよ。 ■日本生協連・内田さん
アボカドの原産地は、南アメリカ北部からメキシコ高地にかけてといわれています。1833年にアメリカ合衆国フロリダへと伝わり、20世紀に入ってから、イスラエルやオーストラリア、南アフリカなどに伝わって栽培されるようになりました。現在日本には、メキシコ、フィリピン、ニュージーランドやカリフォルニア産のものが多く輸入されています。
●12月〜3月 ●アボカドには、ヤルナー、ハス、フエルテなど千種以上もの品種があります。皮がイボイボである、赤紫色をしているなど特徴はさまざまで、重さも30gの小さいものから、2kgもある巨大なものまであります。日本に輸入されている生のアボカドは、ハス種のみとなっています。
アボカドは果物の中で最も栄養価が高く、そのすばらしさはギネスブックにも記載されているほどです。「森のバター」と呼ばれ、脂肪分が全体の20%を占めていますが、このうちの80%は不飽和脂肪酸のリノール酸やリノレン酸です。とてもヘルシーで、コレステロールの心配もいりません。トリプトファンなどアミノ酸も多く含まれていますので、成長期の子どもにもおすすめです。またビタミンCやE、食物繊維も豊富なため、シミやシワなどの老化を防いで、肌を若々しく、美しく保ってくれる効果も期待できます。
まだ固い状態のものは、皮が黒く、軽く握った時にやや弾力がでてくるまで、そのまま室温で置いておきましょう。熟したものを保存したいときは、風通しの良い涼しいところに置き、追熟するのを遅らせます。袋に入れると、アボカド自身の出すエチレンガスによって追熟が進んでしまいますので、入れないようにします。また、冷蔵庫へ入れると低温障害によって傷みますので、冷蔵庫での保存は避けましょう。