おすすめはさっぱりとしたお漬物。丸いままをザクっと四つに切って、真ん中に唐辛子と塩を適量を入れて漬け込むんです。食べる時にゆずをのせれば、秋の香りがしてさらにおいしくなりますよ。 ■つくば有研・村松さん
中国北部が原産地で、日本に初めて入ってきたのは1875年。しかしこのときの栽培はあまりうまくいかず、本格的に普及し始めたのは、日清戦争、日露戦争の頃だといわれています。戦争の従軍戦士には農村出身者が多く、彼らが現地で白菜を食べ、そのおいしさに感動し、種子を持ち帰って各地で栽培されていきました。
●10月〜2月 ●株の形態は、結球性、半結球性、不結球性に分けられます。全部で150種類以上の品種があり、現在は結球型が主体となっています。最も出回っているのは、包被型(ほうひがた)という結球型白菜。どっしりとして葉がしっかりと重なっており、芯の部分の幅が広く肉厚なのが特徴です。他にも、少しとがった形をしている抱合型(ほうごうがた)や、少人数の家庭用に開発されたミニ白菜、キャベツとの交配で生まれたオレンジクイーンなど、白菜の種類はバラエティにとんでいます。
水分がとても豊富で、95〜96%も含まれています。 淡色野菜ですが、見た目よりも栄養があり、中でもビタミンCが豊富です。外側の葉や芯に近い部分の葉に多く含まれています。煮た白菜には、体中の余分な熱を冷ます作用がありますので、風邪で熱のあるときにおすすめです。他にもカリウムやカルシウム、亜鉛なども含まれています。カリウムには利尿作用があり、胃腸の調子を整え、胸のむかつきも抑えてくれますので、二日酔いの時にはもってこいです。
数枚の乾いた新聞紙に包み、根の部分を下にして立てかけるようにして、冷暗所で保存をします。横にすると重みで傷みやすくなりますので、必ず立てて保存しましょ う。
ビタミンCやカリウムなどの栄養素は、水に溶けやすい性質をもっています。これらを効果的に摂取するために、鍋ものスープなど汁ごと食べられる料理にするのがおすすめです。また芯の部分は少し固いですが、栄養価は抜群です。細かく切ったり、調理時間を長くするなどしてぜひ一緒に食べてみましょう。