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組合員&生産者 投稿拝見!! 第5回テーマ
* “特別企画”夏休み作品大募集!


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作品No:B-5

組合員:もーいいかい!さん (女性 30〜34歳)
作品タイトル:穂が付いた!ベランダでのお米づくり

4月からベランダで育て始めたバケツ稲の成長とその喜び

「お米を自分で作ってみよう!」そう思ったのは突然だった。たまたま折込広告で日本農業新聞の記事を見つけたのだ。「バケツ稲、育ててみませんか?」と。早速インターネットでホームページを調べてみる。もみは分けてくれるし、育て方もホームページ上に詳しく載っていた。4月のことである。すぐに取り寄せて、5歳と3歳の子供達と育て始めた。

本当にただのもみが届いた。発芽から自分達でするのである。水にひたして、小さな白い芽が出るのをまった。でてきたら、土に植える。緑の葉っぱがでてきたら、一度引き抜いて、よく育っているものを3本だけ、バケツの真ん中に植える。いわゆる苗、の状態にやっとなったのだ。それからは水遣りの日々だ。

小さなバケツ中で、稲は一所懸命育ってくれた。くきが増え、太くなり、背の高さも高くなってきた。

夏休みに入った。水遣りは5歳の上の子の仕事になった。夏の暑い日ざしの中、バケツの水はどんどん減っていく。前の日にふちいっぱいまでしていても、次の日の朝には、もう水面が下がって土が直接空気に触れそうになる。ジョウロで水をやるのだが、一杯ではとても足りない。3,4杯はやらないと、バケツのふちまでいっぱいにならない。毎朝、上の子はジョウロを持って水道まで何往復もしながら、水やりをした。

稲の背はどんどん高くなり、マンションの5階のベランダの際に置いてあるのだが、下の道路から見上げても、うちがどこだか良く分かるほどだ。ただ、葉っぱばかり。いったい、いつ次ぎの段階に進むのだろう。

ある日、電車に乗った子供達が叫んだ。「穂がついている!」電車から見える田んぼの稲には確かに穂がついていた。しかも電車からも分かるほどたくさん。ところがうちの稲は。。。。。。まだ一粒もついていない。少々心配になってきた。「もみを水にひたすのが遅かったかな」「日当たりが悪かったかな」「あの時水が少なかったのがいけなかったのかな」いろいろな考えが浮かぶ。更には「これは本当はお米のもみじゃなくて、何か他の種だったのでは」とまで、思ってしまった。

夏休みも終わりに近づいたある日。上の子が大声をあげた。「穂がでてる!」あわててベランダへ行ってみると、確かに穂がでていた。昨日まで気が付かなかったのに、一気にたくさんでている。親子で手をとりあって大喜びした。

子供はもちろん、私も稲を育てるのは初めて。茎が太くなっているなあ、と思ったら、ある日そこがパカッと割れて穂がでてくるなんて、思ってもみなかった。茎の中に穂が育っていたのだ。

その後は次々と穂がでてきた。小さな黄色い花も咲いている。収穫まであと少し。本当にお米がとれそうな気がしてきた。ご飯茶碗一杯分くらいになるだろうか。今から収穫、それから脱穀して、とわくわくしている。まずは鳥にとられないように、今度の日曜日にかかし作りを親子でしてみようかな。

バケツ稲、ほんの少しの量だけど、稲がどうやって育つのか、どれだけ手間がかかるのか、実際にやってみるとよく分かる。もちろん農家の方の大変さには足元にも及ばないけれども。改めて感謝と尊敬の気持ちだ。まだ5歳と3歳の子供達がこのお米作りから何を得たのか、それは良く分からないけれど、でもきっとただお店でお米を買ってくるだけとは違うものを感じていると思う。

無事収穫できることを祈りつつ。。。。。。


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